相続税の計算方法(2)
今度は税額の計算です。ここでは相続税額の総額の計算を、分かりやすく法定相続人が子1人のみで、課税対象の遺産総額が2億円である場合を事例として考えていきます。
最初にこの総額から次の計算による基礎控除を差し引きます。
5,000万円+1,000万円×法定相続人の人数=基礎控除額
事例では相続人の数が1人ですから、基礎控除額は6,000万円で課税対象額は1億4,000万円となります。
2億円-(5,000万円+1,000万円×1人)=1億4,000万円
次にこの課税対象額に所定の累進税率(図表1-1の速算表)を乗じて税額を求めます。したがってこの場合の税額は、速算表の3億円以下の欄(税率40%、控除額1,700万円)を適用して、次のとおり3,900万円を算出します。
1億4,000万円×40%-1,700万円=3,900万円(27.9%)
図表1-1:相続税の速算表
| 課税価格(遺産総額) | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 1,000万円以下 | 10% | - |
| 1,000万円超~3,000万円以下 | 15% | 50万円 |
| 3,000万円超~5,000万円以下 | 20% | 200万円 |
| 5,000万円超~1億円以下 | 30% | 700万円 |
| 1億円超~3億円以下 | 40% | 1,700万円 |
| 3億円超 | 450% | 4,700万円 |
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